12/20

「重岡に彼女がいる」と賑わっている。

ネックレスだの、ラジオでの発言だの…みんなが色々な材料引っ張り出して考察しあっているのをざっと見た。

はじめは「うわぁ彼女とかショック。・°°・(>_<)・°°・。凹むぅ。・°°・(>_<)・°°・。」って漠然と落ち込んではいた。
でもなんで落ち込んだのか、何がショックなのか、たくさんの情報が渦巻く中で一歩引いて自分の中の気持ちを整理してみた。
まず、「彼女なんていて当たり前」ってこと。重岡は「絶対一般の女の子と付き合っている」というなんの根拠もない勝手な勘が昔から根底にあった。
ちょっと前は、重岡がウブとか純情とか童貞っぽいとかそんな憶測が飛び交ってたよね。私はどうしてもそれがピンとこなくって。なんだかそう思わせないリアルさも好きで。

何より彼女はいてほしいと思っていた。むしろいて当然だとも思う。恋をするのは自由だもんなぁ。
ただ、私の勝手な定義では「アイドルは夢を売る仕事」という概念があるわけだ。日本人ならではの多数決をした時に、自分の推しメンに彼女(彼氏)がいたら嫌だ、と感じる人のが多いのではないか。そりゃ、相手がいようがいまいが関係ない人もいるだろうよ。相手ごと応援したいなんて意見もあると思う。
でも、やっぱり相手がいるという事実は寂しい。突然現実を叩きつけられた気分ではないだろうか。
その現実を見せる必要があるのか?と私は思う。

「アイドルは夢を売る仕事」大それたように聞こえるけど、すごく単純な話だよ。

私はこの概念があるが故に、熱愛報道が出たりする度に「ちゃんと仕事を全うしろよ」と呆れる。

今までの話を踏まえて本題。
なぜにここまで考え込んでしまったかというと、重岡だったから。すべては今回の一件が重岡のことだったから。

どうしたって他のメンバーと比較しても、正統派なイメージを貫いていたわけで。貫いていなくとも、極端な話ちゃらちゃらしたイメージで売り込んでいくつもりではなかったはず。
それを突然、匂わすようなことをしだしたことに何だか残念だなぁと思った。別にそんな一面は見たくもなんともなかったなぁと思った。仕事という中で詰めが甘いなぁと思った。

 「アイドルは夢を売る仕事」をこなす重岡が好きだった。 重岡はそんなつもりなかったかな。知らないけど。でも私の中ではそう見えた。
ネックレス一つ見えただけでこれだけの騒ぎになる重岡もすごい。それは重岡だったから。重岡だったからこうなった。もどかしいけどそんなとこさえ好きだなとも思う。皮肉だわ。それだけ「アイドル」してたってことじゃないかね。

言ってしまえば、ネックレスだって普通に趣味かもしれない。親とか先輩からのプレゼントかもしれない。発言だって本心かどうか真意なんてわかりません。
だからこそ考えてしまうんだけどね。

結局私は身勝手に作り上げていた「アイドル重岡像」を身勝手な憶測と身勝手な概念でいきなりぶち壊されたようで悔しかったんだな。多分そう。

結論。
仕事でしょ?
この一言につきる。それは重岡じゃなくともね。